炭(すみ)・薪(まき)・木酢液(もくさくえき)は0256-53-4805新潟県加茂市-炭美人工房
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今、世界規模で、環境問題が問われています。国や企業においても環境問題に対する取り組みは重要度をまし、市民レベルでも環境問題への認識が深まり、自然環境と共存する環境を傷つけない開発を推進していくことが必要だという考え方も広がりつつあります。
また最近では、私たちを取り巻く重要な問題として食の安全があります。農業の近代化によって化学農薬と化学肥料の多用で土壌劣化がすすみ、農業を存続するための基盤自体が不安になってきています。環境に配慮のない農業は、土壌を劣化させるばかりでなく、そこからできる農産物にも大きな不安を抱かせます。これからの農業は環境全体を考えたうえで、安全な食を提供することを目指す必要が出てきているのです。
炭と木酢液は、そんな農業の救世主かもしれません。今、減農薬と質の高い野菜や農産物を作るために、木酢液や炭が大変注目されています。
木酢液は農薬ではないのに、害虫予防に効果があり、また、炭を土に施すことにより、有用な微生物が増え、土の環境がよくなります。
農薬のような即効性はありませんが、ゆっくりと静かに農産物に良い環境を整えていきます。そしてなにより、環境にやさしく無害です。木酢液は、2000年1月の官報号外第9号にて「その他の肥料および土壌改良資材」として、有機栽培用の資材としてその使用が認められています。
土の中には思った以上に多くの生きものがおり、よい菌も悪い菌もみな親子兄弟のように関係しています。一握りの土の中には、何億、何兆という数の微生物がいるといわれています。細菌、カビ、昆虫、ミミズなど、10アールの畑に実に700キロ土壌生物がお互い共存共栄して生きています。
これらは、有機物を分解したり、根に栄養分を供給したり地温を上げたりして、野菜とも本来は共存共栄しているのです。
苗が植えられ根を伸ばし始めると、微生物は根からの栄養分をもらおうと近寄ってきます。その中にはよい菌も多いのですが、一方的に根から養分をとってしまうものもいます。残念ながらよい菌ほど勢力が弱くバランスを崩しやすいのです。どうしても悪い菌がのさばりがちになります。
また、人間の勝手な都合で、同じものばかり作り続けると、その野菜の好きな微生物ばかりが集まってバランスを崩してしまうのです。この場合、農薬ではよい菌も悪い菌もすべて一掃して土壌消毒して殺してしまうことになる場合が大半です。しかし、深くにいる菌は生き残り、その後抵抗力がついた悪い菌は急速に増えてしまうので、農薬の土壌消毒の効果も薄れてきてしまう結果となります。
そこで、炭と木酢液の登場です。どちらも、自然にやさしく、人間にも無害ですので、これを利用して、病虫害をでにくくしたり、作物によい微生物を増やすなど、元気で健康な農産物作りの手助けをしてくれる、優れものです。
木材を密閉した容器や空気が少ないところで加熱すると炭ができます。この炭化の過程で、出てくる煙を冷やすと気体と液体に分かれ、この液体を容器に入れそのまま放置すると、三つの層に分かれます。上層は精油と黒色の油状の成分が、下層には粘りのあるタール状の成分が沈殿し、その間の黄赤褐色の透明感のある液が木酢液です。
木酢液の成分に一番多く含まれているのが、酢酸という成分でなめてみると酸っぱい味がします。木酢液には200種類以上の成分が含まれていて、いろんな働きがあり、たくさんの利用法があります。
炭や木酢液は、古くからいろいろなものに利用されてきました。炭はご存知の通り、燃料として知られていますが、それ以外にも汚水の浄化剤や金属を磨く研磨材として、木酢液は、工業原料、脱臭剤原料、汚水浄化補助剤、発酵補助剤、木材防腐剤原料など、多方面に利用されてきました。
そして、最近では炭と木酢液を減農薬、高品質の作物栽培の味方として利用した研究や、各地でその取り組みが広がっています。
このように、炭と木酢液を上手に活用することで、化学肥料や農薬の使用を減らし、自然にも人にもやさしく、おいしく安全な健康野菜を作りたいものです。炭美人工房は、そのお手伝いができればと願っております。
「古くて新しい」炭と木酢液は未だその本性をすべて明らかにしていません。幸いにも最近は炭化に関する研究論文も増加してきています。本当の発展は今後の研究者たちの研究成果にかかっているといえるのではないでしょうか。多いに期待したいところです。
以下は木炭、木酢液の研究結果参考サイト(別ウィンドウで表示されます)
北海道大学農学部林産学科−森林化学研究室ページ内木炭・木酢液・木ガス
( 炭化は環境問題や資源問題に対するより有用な化学工学的アプローチ)
北海道大学-木炭および木酢液の施用がカラマツ実生の初期生長に与える影響(pdf)
(上記ページはpdfファイルが開きます。)