古くて新しい炭の利用法

古くて新しい炭の利用法

人の営みには、知識と知恵が必要です。人は古くから木によってからだや心を癒され、安らぎを与えられてきました。

森林浴で気分をリフレッシュしたり、時には冷えたからだを温めるために火を起したりと・・・。炭は木や竹を材料としてつくられる産物ですから、その恵みも受継いでおり、さらに炭に加工されることで、そのパワーはより大きくなって私たちを潤してくれます。

木が炭になると多孔質になり、内部には多数の孔(あな)ができ表面積が大きくなります。これにより吸着力が増し、無数の微細な孔には微生物がすみついて、吸着した成分を分解するのです。炭が消臭や水、空気浄化に役立つのはこのためです。

炭のリラクゼーション効果と還元作用

白炭は1000℃くらいの高温で均一に炭化されているので、空気中のマイナスイオンを増やす働きをします。森林浴をしたり、滝などの近くに行くと気分が穏やかになるのはマイナスイオンが作用していることは多くの方がご存知のとおりです。疲労回復やリラクゼーション効果、イライラする神経の過敏状態もマイナスイオンが緩和してくれます。

また炭を利用して、室内の消臭効果を高めたり、精神的な疲れをやわらげるために炭が役立てられています。

炭はもともと炭素の塊のため、炭素材独自の還元作用があります。炭の還元作用としては、モノの酸化作用を防ぎ、長持ちさせる効果があります。生鮮野菜や果物は、収穫直後からエチレンガスを発生し、成熟・老化を早める酸化が進みます。炭は、この生鮮野菜や果物からでるエチレンガスを吸収することで、収穫当初の鮮度をより長持ちさせることに役立ちます。野菜や果物の鮮度を長持ちさせる効果に炭の還元作用が利用されています。また健康づくりや医療の現場でも、炭の還元作用や特質を利用して、病気の予防、免疫力を高める研究が進められています。

炭の利用法も時代の移り変わりとともに変化しつつあります。最近では、炭の癒しとリラクゼーション効果、還元作用のほか、さまざまな分野で炭が利用され始めています。

ページトップへ

各分野で利用されている炭の利用法

炭で土壌改善
木炭は地力増進法の昭和59年法第34号政令で土壌改良資材として指定され、農業分野において、土壌微生物の活性化や肥効性の改良、減農薬の救世主として期待されています。
炭と木酢液で健康野菜ページ参照
飲料水や水質浄化に炭効果
木炭の吸着性や孔に住み着く微生物が水道水の中の塩素をはじめ有機物や不純物を吸着し、炭のカルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分が水の中に溶け出し、市販の浄水器と同様の効果が期待できます。また河川等に木炭を敷設すると、木炭の吸着効果により汚濁物質が除去され水質の浄化が図られます。
お風呂に炭効果で遠赤外線の温熱効果
木炭はアルカリ性ですので、浴そうに木炭を入れるとアルカリ性になり温泉と同じような湯質になります。またお湯自体の浄化も期待でき、遠赤外線効果も合わさって身体の芯から温まります。
炭の消臭効果
木炭内部の微細な孔にアンモニアやニオイの元である雑菌を吸着します。空気中にある塵や不純物を吸着し、空気浄化と消臭効果が期待できます。冷蔵庫、トイレ、クルマ、下駄箱などのニオイに。
炭の調湿効果
最近は住宅の床下の湿度及び木材の含水率の緩和に炭が使われ始めました。床下の湿度が保たれるとカビやシロアリ被害を防ぐ効果にもつながります。炭は湿気の多い時にはこれを吸着し、乾燥してくると吸収した水分を放出して室内の湿度を調節する働きがあります。
有害電磁波の遮蔽吸収に炭効果
パソコンや携帯電話、家電製品など私たちの周りには人体の組織などに対して影響が心配される電磁波が流れています。電気をよく通す炭は電磁波を吸収し帯電ショックをやわらげる働きをします。

今後研究者たちの手によって、炭を科学的に説き明かし、私たちの生活や環境に役立てて欲しいと期待しております。

ページトップへ

Copyright 2007-2014,炭美人工房.All rights reseved.